Coffee BAISENSYA
INDONESIA
Kopitiam Traja
インドネシア コピティアム トラジャ[深煎り]
限定
※受注生産・お一人1点
Whole Bean/100g
¥930(税込)
商品説明
サパンの山霧が育てた、静かに深い一杯。
インドネシア スラウェシ島サパン地区の山岳地で育まれたアラビカ種を、スマトラ式(セミウォッシュド)で仕上げたシングルオリジンコーヒーです。 ダークチョコレートやメープルシロップを思わせる甘い余韻に、柑橘系のやわらかな酸味、ハーブやシダーのような香りが重なります。 モラセスやブラウンシュガー、ミルキーな後味が長く続き、ウッディでスモーキー、アーシーな深いコクが印象的な一杯です。
《テースティングノート》
ウッディ、スモーキー、アーシー、ダーク メントールのような後味と清涼感。
[Data]
産地: スラウェシ島 サパン地区、インドネシア
農園:コピティアム協力農園
栽培品種:アラビカ
プロセス:セミウォッシュド[スマトラ式] 豊かな甘みと滑らかな口当たり、柔らかな酸味を引き出しています。
標高:1,400~2,100m
焙煎度:手網焙煎。ダークローストに仕上げ、スッキリとした苦味とメントールのような清涼感ある後味を際立たせています。

トラジャのコーヒーには、山の風土をそのまま映し込んだような、静かで力強い個性があります。スラウェシ島南部の山岳地帯は、昼夜の寒暖差が大きく、霧や雨、豊かな水に恵まれた土地として知られています。標高1,400〜2,100mのサパン地区で育まれたアラビカは、香味の輪郭が明瞭でありながら、どこかやわらかく、包み込むような口当たりを備えています。
このコーヒー豆との出会い
コーヒーストーリー
この豆の魅力を支えているのが、インドネシアらしいスマトラ式精製です。果実味を鮮やかに際立たせるというよりも、甘みや厚み、そして陰影のある風味へとゆっくり導いていく。そのため、このコーヒーには、深煎りでありながら単に苦いだけではない、複層的な味わいが生まれています。
口に含むと、まずダークチョコレートのようなほろ苦さが広がります。続いて、モラセスやブラウンシュガーを思わせるコクのある甘みがゆるやかに現れ、さらにメープルシロップのような丸みが全体をやさしく包み込みます。後味にはミルキーななめらかさが残り、深煎りらしい満足感がありながら、飲み口は意外なほど穏やかです。
その奥に、柑橘を思わせるやわらかな酸味がほのかに差し込みます。この酸味が味わい全体に静かな明るさをもたらし、重たくなりすぎない印象へと整えています。深いコクを楽しみながらも、最後まですっきり飲み進められるのが、この銘柄の大きな魅力です。
香りにも、このコーヒーならではの個性があります。ハーブのような涼やかさ、シダーを思わせる乾いた木の香り、そしてウッディでスモーキー、アーシーなニュアンスが幾重にも重なります。飲み進めるうちに、湿った土の気配と乾いた木材の印象が交差し、山あいの空気を思わせるような奥行きが立ち上がります。
特に印象的なのは、余韻に現れるほのかな清涼感です。メントールを思わせるすっとした感触が、深煎り特有の苦味を重く終わらせず、後口をきれいに引き締めます。この「深いのに重たすぎない」バランスこそが、本品の個性といえるでしょう。
焙煎は直火式で深煎りに仕上げているため、豆本来の個性を残しながら、香ばしさとすっきりした苦味をしっかり引き出しています。しっかりしたコクを楽しみたい方にはもちろん、エスプレッソのような力強い抽出にも好相性です。一方で、日常のドリップでも香りと甘みがきれいに表れ、幅広い楽しみ方ができます。
抽出器具によって表情が変わるのも、この豆のおもしろさです。香りの抜けをきれいに楽しみたいならハリオV60、甘みと厚みを安定して引き出したいならカリタウェーブ、落ち着いた苦味とコクをより深く味わいたいならカリタの台形3つ穴がおすすめです。朝には輪郭のある苦味が気分を整え、夜には甘い余韻と木質香が静かな時間をつくってくれます。森の深さと清涼な後味が同居する、印象深い深煎りです。
コラム
スマトラ式(セミウォッシュド)は、インドネシアで広く用いられてきた精製方法です。湿度の高い環境に適した手法で、果実味を前面に出すというより、厚みのある甘み、なめらかな口当たり、土や木を思わせる陰影深い風味を引き出しやすい特徴があります。本品に感じられるウッディな香りやミルキーな余韻も、この精製がもたらす魅力のひとつです。














