未完|mikan d9550▲1950

イエメン モカハラズ シャムス

d9550▲1950

生産国:イエメン
生産地:サナア州 マナーカ 西ハラズ地域
生産者:ハラズ地域の小規模農家
精 製:ナチュラル
標 高:1,700~2,200m
品 種:ジャディ (ティピカ)、ダワイリ(古代ティピカ/イエメニーア)、ウダイニ
入港月:2025年12月
乾 燥:天日乾燥
規 格:なし
栽培・農薬の使用:栽培期間中、農薬、化学肥料不使用
梱包30kgコットンバッグ+エコタクト

歴史あるイエメンのコーヒー栽培。コーヒーノキは各農家さんの先祖が作り上げた、段々畑を今もなお利用し、昔と変わらないスタイルで栽培を続けています。

「幸福のアラビア

「幸福のアラビア」と称されるイエメン。乾燥地で水の確保が難しい中東地域にありながら、雨季になると緑が芽吹き、人々はこの地で農業を営んできました。中東では唯一ともいえるコーヒーの生産地で、交易の中心となったモカ港は、モカコーヒーの名前の由来となった地として知られています。商人が多く活躍し、香辛料などの交易が盛んに行われてきました。そんなイエメンでコーヒーが登場したのは13世紀ごろといわれています。以来コーヒーは、イエメンの人々の文化や生活の中に溶け込んできました。現在、コーヒーは人々にとって主要な農作物のひとつとなっており、家族の生業としてコーヒー生産に取り組んでいる人々がたくさんいます。そのほとんどが1エーカーほどの農地を所有する小規模農家さんです。

品名の「シャムス」は現地のことばで「太陽」の意味。収穫期になると、農家さんのお家の屋上や庭先にはさんさんと降り注ぐ太陽のもと、乾燥中のたくさんのコーヒーの実が広げられています。多くの人に楽しんでもらえるよう、味や香りに特徴のあるものをつくろうと、村の農家さんたちが熱意を持って仕上げてくださったモカコーヒーの味わいをお楽しみいただきたい一品です。

ダワイリ

こちらのコーヒーの品種「ダワイリ」。みなさんはご存じでしょうか?あまり聞きなれない品種かもしれません。別名「イエメニア」とも呼ばれたり「古代ティピカ」と呼ばれたりします。アラビカ種のコーヒーの起源はエチオピアや南スーダン周辺とされる説が有力です。そうした地域から、対岸のイエメンに持ち込まれたコーヒーがこの地に根付き、地場品種として栽培されてきました。 これが現在「ダワイリ」や「イエメニア」と言われる品種のルーツです。

17世紀になるとヨーロッパでのコーヒーの需要拡大に目をつけた、オランダ東インド会社がイエメンからコーヒーを輸入するようになり、その後、栽培地拡大のためスリランカやインドネシアのジャワ島に、イエメンから調達したコーヒーを持ち込んだとされています。こうしてジャワ島で栽培されるようになったコーヒーが、こんどはオランダのアムステルダムの植物園へ送られることになり、そこで栽培されていたコーヒーの子孫が中米や南米にも伝播していったのだそうです。これが一般的に言われる「ティピカ」種の伝播の歴史です。「ダワイリ」は実は「ティピカ」のルーツのコーヒー。コーヒーの伝播の歴史を振り返りながら飲んでみると、より一層深みのあるコーヒーだなぁと感じる商品です。 

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