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ベトナム ファインロブスタ ワイニー ハニー
「生産者の情報」
これは、ベトナム・ラムドン省バオロクの Future Coffee Farm(生産者:Toi Nguyen/Toiさん) による、発酵由来の果実感を特徴とするファインロブスタ(Coffea canephora)である。Winey Honeyは、ロブスタの重厚な質感にハニー精製の甘さと、淡いワイン様の香気を重ねるロットとして位置づけられる。
基本情報
生産国:ベトナム
生産地:ラムドン省バオロク(Bao Loc)
生産者:Toi Nguyen
農 園:Future Coffee Farm(Fine Farm – Fine Cup)
品 種:Robusta 138(R138)を中心とするロブスタ/カネフォラ
標 高: おおむね750~800m。販売ロットによっては、約900mのビントゥアン省で生産されたチェリーをバオロクで精製する。
精選方法:Winey Honey(レッドハニー)
生豆表記:Robusta Green Coffee Bao Loc
精製の特色
Winey Honeyでは、完熟チェリーを用い、果肉を除去した後もミューシレージ(粘質物)を約50%残す。その状態で嫌気性発酵を行い、アフリカンベッドで乾燥させる工程が示されている。
この製法は、ウォッシュトに比べて糖蜜的な甘さと口当たりを残しつつ、ナチュラルほど過剰な発酵感や重い果実味へ振れにくい。結果として、ロブスタにしばしば期待される力強いボディやカカオ的な苦味を保ちながら、白ワイン、ベリー、シナモン、ルバーブのような複層的な印象が現れうる。
フレーバーノート
販売元の評価では、香りと甘味が強く、まろやかさ・コク・酸味は中程度、苦味はやや穏やかとされる。
香り:かすかなワイン感、熟した果実、カカオ、ブラウンスパイスとして捉えられる可能性が高い。
質感:ロブスタらしい粘性とクリーミーさを基調に、ハニー由来の丸い甘さが続く構成である。
冷めるにつれて発酵香と果実味の輪郭が見えやすくなるため、抽出直後だけでなく温度変化を追う試飲が適する。
手網焙煎珈琲焙煎舎
近年注目されているファインロブスタ。ロブスタ種と言えば、栽培はしやすいがアラビカ種より劣るもの、と言った位置付けでしたが、ファインロブスタの登場により、栽培しやすく味もいいもの、が出てきています。カフェイン含有量はアラビカ種よりも約2倍なのはまだ変わっていないので少々注意。
飯島里沙(店主・焙煎人)



