手網焙煎



当店で提供している珈琲には、特別な珈琲豆を使っているわけではありません。
近年、注目を集めている“スペシャリティコーヒー”は、ほとんど取り扱っていません。それでも、その珈琲豆の旨味を最大限に引き出す焙煎で、普通の珈琲がキラキラ輝き出すんです。

珈琲豆の銘柄にもよるのですが、実は、冷めるにつれ甘みがまし、クリーミーになる珈琲も味わえます。

当店では、現在一般的な機械釜を使わず、販売している珈琲豆は直火の手網で焙煎しています。これは実に面倒くさい方法で、1回の焙煎で120〜150グラムしか焼けません。効率は悪いのですが機械の焙煎釜では出せない奥の深い味が出せるんです。また、その銘柄の豆に適した、焙煎度合いに適した焼き方があります。

毎回、毎回、人の手で焙煎を行うため、極論を言えば「毎回、味がちがう」とも言えるのですが、それも珈琲の面白さ!「おっ!今日は少し甘みが強いね!」とか「このあいだより酸味がおさえられてるね!」とか、そんなことも楽しんでもらえたら、と思っています。

Baisensya
手網焙煎について

機械焙煎

2015年11月より焙煎機を導入し新たな試みを開始しました。直火式小型焙煎機なので手網に近い感覚で焙煎をする事が出来ます。均一化されたスマートな味わいが楽しめます。